ほのかにフルーツトマトのような甘みと丸みのある酸味が楽しめアフターにややチョコレート感のあるコクや苦味があるコーヒーです。
浅煎りでも深煎りでも美味しいお豆さんです。
(おすすめはミディアムローストになります)
香り★★★☆☆
苦味★★☆☆☆
酸味★★★★☆
甘み★★★☆☆
コク★★★☆☆
【絶滅危惧種・黒豹を守るコーヒー】
「中米のスイス」と呼ばれ、軍隊を持たない平和主義の国、コスタリカ。 さらに「地球幸福度指数」No.1に選ばれたり、国をあげて環境政策にも取り組んでいたりと、独自の取り組みをすすめています。
このコーヒー豆は、近年の森林伐採によって絶滅危惧種に指定された「ブラックパンサー」を守るためのプロジェクトとして栽培がスタートしました。コーヒー豆1ポンド(約450g)当たり、最低1セントが寄付され、森林を守る活動に活かされています。
コーヒー栽培の歴史は古く、アラビカのウォッシュドは高級品として知られてきましたが、スペシャルティコーヒーの潮流の中で、さらに独自性を発揮していくべく、ハニープロセスが考案されたり、トレーサビリティの向上を目指したマイクロミル革命など、工夫を重ね続けています。
【1週間にわたる乾燥工程、その発酵度合いがハニー製法の鍵を握る】
ハニー製法の中でも、バランスの取れたハニーらしさをしっかりと有した、イエローハニーで仕上げています。サンホセ郊外にあるサンディエゴ工場にて、1週間以上の乾燥工程を経て、適切な水分値まで下げられる間に、甘味成分が中へ浸透し、柑橘っぽさや、キャラメルフレーバーとともに、まろやかな口当たりと繊細な風味を醸し出します。
ハニー製法は、よくどれだけのミューシレージを残しているかで、ブラック・レッド・イエロー等の色が決まると言われていますが、どちらかというとそうではなく、どれだけ乾燥中に発酵を促したか、で色合いが決定します。
好気性発酵ですので、発酵をしすぎると嫌味な香味になりやすいため、ハニー製法はしっかりと乾燥時の管理が重要となります。
【コスタリカについて】
コスタリカは東西を太平洋とカリブ海に囲まれ、世界全体の0.03%の面積でしかない国土(四国と九州を併せた面積程度)にも関わらず、地球上の全動植物の約5%が生息すると言われるほど、自然豊かな生産地で国土の1/4が国立公園や自然保護地区とされています。
2010年から開始されたジャガーコーヒープロジェクトは、高い品質水準を満たした1,500m以下の小農家のコーヒーを完熟コーヒーのみを使用して作れらております。品質基準は、高品質コーヒーを作り出すということだけに注力したものではなく、それに関わる小農家の皆さんやそのコミュニティの向上、環境保全も含めた基準となっております。
【ボルカフェとFUNDAZOO】
こちらのコーヒーは東南アジアでよく行われている伝統的な精選方法で作られており、手選別、自然発酵を行い、機械乾燥ののち天日乾燥という手順を踏み輸出されております。
FUNDAZOOは環境保全活動を、研究、生態系管理、環境教育を通して行なっている団体です。学生へのワークショップ、植林、動物園の環境改善、展示会等を開催するとともに、各団体との協力体制つくり、自生の植物の保護団体や自生植物保護委員会等と活動を行なっております。
ボルカフェコスタリカはジャガーコーヒーに対して1ポンドあたり1セントの寄付を行い、その寄付金は保全活動・研究分野に活用されます。またこの協力協定は、一般消費者がこのコーヒーを購入することによって、コスタリカのジャガー保護の活動に貢献することを意味します。
合意協定本文
https://drive.google.com/file/d/10iIlTWP9FWn4zKzRI475W15ZCXG0QpPI/view
【生産地】コスタリカ トレスリオス地方 タラス地方
【精製方法】ハニー
【標高】1,400~1,700m
【品種】カツーラ、カツアイ等
【クロップ】2023年6月入港
【乾燥方法】天日乾燥、アフリカンベッド
【規格】SHB
【スクリーン】16up
【栽培方法】シェードグロウン