南部のスッキリした酸味とは違いローストアーモンドのような甘みやコクと後味に柑橘系の酸味がありいつもと違ったコロンビアを楽しめるコーヒーです。
(おすすめはハイローストになります)
香り★★★☆☆
苦味★★☆☆☆
酸味★★★★☆
甘み★★★★☆
コク★★★☆☆
【アソグラン農協について】
アソグラン農協は、コロンビア北部 マグダレナ県のシエラネバダでコーヒーを栽培する農家さんたちで構成される団体です。彼らは持続可能なコーヒー栽培を通じて環境保全や改善を実現するという志のもと集まり、コロンビア北部における伝統的な栽培方法で20年近く良質なコーヒーづくりに励んでいます。
その伝統的な栽培方法とは有機農法。収穫までに時間はかかってしまいますが、化学肥料を一切使用せず、自然の恵みを大切にしながらコーヒーを育てる栽培方法です。近年のオーガニックブームの前から有機栽培を続けていたみなさんですが、今では加盟する農園のすべてがJASだけでなく、アメリカの有機認証NOPやヨーロッパの有機認証EOSを取得しており、コロンビアオーガニックを代表する農協として世界中にコーヒーを届けています。
【農家さんを支えるミツバチたち】
このコーヒーの名前にもなっているLa Mielはスペイン語でハチミツの意味。その由来はアソグラン農協の各農家さんたちが養蜂も営んでいることから来ています。コロンビア北部は、コーヒーの収穫時期が10月~1月とわずか4ヶ月しかないため、彼らはコーヒーだけでは生計がたてられません。その為、シェードツリーとして植えられているグアモの木を利用してハチミツを作り、重要な収入源としています。
農薬があるところでは生息できず、植物の受粉を助けるミツバチは、生息数がその地域の環境の豊かさの表す環境指標生物と言われることもありますが、アラビカ種のコーヒーノキは自家受粉している為、今までコーヒー農園におけるミツバチの存在は重要視されてきませんでした。
しかし2021年、コロンビアのコーヒー研究機関セニカフェが調査したところ、コーヒーノキの受粉にミツバチは約16%関与していることが分かりました。アソグラン農協の行うミツバチと共に行うコーヒー栽培は今後、環境以外に生産者にも優しいサスティナブルな生産方法としてより注目を集めていきそうです
【生産地】コロンビア マグダレナ県北部 シエラネバダエリア
【精製】ウォッシュ
【標高】1,400-1,500m
【品種】カスティージョ、コロンビア、カツーラ
【クロップ】2024年3月入港
【生産者】アソグランコーヒー農協の生産者さん
【乾燥方法】天日乾燥と機械乾燥の混合
【規格】スプレモ
【スクリーン】18up
【認証】有機JAS
【栽培方法】シェードグロウン、
【農薬の使用】農薬、化学肥料不使用