ブラジルらしいチョコレートやナッティな味わいがありますが、最大の魅力であるレーズンのような甘みと芳醇な香りが楽しめる一味違ったブラジルコーヒーです
(おすすめはシティローストとなります)
香り★★★★☆
苦味★★★★☆
酸味★☆☆☆☆
甘み★★★★★
コク★★★★☆
【ブラジルの新たな試み】
このお豆さんは輸出業者が2017年から新たな試みとして、コーヒーチェリー由来の天然酵母を使用して発酵させ、ハイモジアナ地域の3農家と提携して作り上げた特別なお豆さんです
【酵母発酵の方法】
熟度や糖度の高い区画のチェリーを選んで使用し、収穫後のチェリーに酵母溶液を噴霧、シートをかけて、24~72時間発酵させます
その間、チェリーの温度が45℃を超えないように管理し、発酵工程終了後、乾燥場で、外殻が固くなるまで天日乾燥させます
乾燥チェリーは、水分値約12%の状態で、30日以上、寝かせ保存します
こうして徹底管理され出来上がった、コーヒーはモジアナの特徴であるフルーティーな香味がより強調され、レーズンのような芳醇で甘味の強いブラジル・ナチュラルコーヒーになります
【Qグレード認証について】
『こちらQグレードポイント82.50点と高得点お豆さんです』
コーヒー品質協会 CQI(Coffee Quality Institute)により認定する3人のQグレーダー(ものすごくコーヒーに詳しい素晴らしい方々)により評価されます
アメリカ スペシャルティーコーヒー協会(SCAA)の基準にのっとった判定方法で品質審査を行い、80点以上獲得した豆に対して与えられる規格です
ここで認められた豆は「Qグレードコーヒー」と呼ばれ、高品質が保証されるのです。(ちなみにQグレードの”Q”は“QualityのQ”です)
つまり、Qグレードコーヒーとは、スペシャルティコーヒーの高品質な豆であり、高品質なコーヒー豆をお買い求めになる時の世界的な規格となっています
ちなみに大まかな基準として…
①スペシャルティコーヒーとは、風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと思えること
②風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があること
③生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること
④SCAJのカップ評価基準に基づき、コーヒーの液体の風味(カップ・クオリティ)に伴い随時修正する
⑤バランスがとれ、豊かな香りと甘い酸味、マイルドなコクと後味はすっきりとしたキレ持つ秀品であること
《生産地》ブラジル連邦共和国フランカ、ハイモジアナ地域
《標高》1,100~1,200m
《等級》No2 S17/18
《収穫時期》5~9月
《品種》イエローカツアイ種、レッドカツアイ種
《スクリーン》S19…8%、S18…33%、S17…57%、S16…2%
《乾燥方法》天日乾燥
《Qグレードポイント》82.50点
《土壌》火山性土壌
《精選方法》ナチュラル
《認証》Qグレード